武士の戯言-Bushi no zaregoto- 社会見学 忍者ブログ
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三日目は足立美術館。

足立美術館は言わずと知れた有名な美術館です。
外国情報誌では「最も美しい庭園五年連続一位」を獲得。

ここは、その、会社のコネで無料で入らせてもらいました;
要は、そういう関係者だったんです。
通常入館料は二千二百円(大人)。



足立美術館前。別に煙は発生してないです、いたって"大快晴"。


茶室前の小庭。近くでは蝉が鳴いてました。

足立美術館、庭園こそ綺麗なんですが、
展示されている絵は「ん〜、まぁ〜・・・。」って具合です。
私は瓦版や江戸風俗絵などが好きなので、近代絵画にはさほど関心が無く。


足立美術館にはこういう窓が多いです。広角レンズなため歪んでます;


借景(しゃっけい)」は、他の景色を取り入れて風景を作り出す方法。
足立美術館ではそれを巧みに使用しています。


足立美術館が誇る大庭園。後ろに臨む勝山を借景として使っています。

枯山水なのですが、よく見ると"流れて"いません。
まあ、枯山水なのですから水は流れるはず無いのですが、
実は枯山水は模様で水の流れを表現しています。


美術館最大の風景窓。ハイビジョンなら、AQUOS。


中庭。丁度日が出てきて綺麗に撮れました。


館内には「寿楽庵(じゅらくあん)」という茶寮があります。
ここは掛け軸のように庭園が見えるというスポットで、
純金の茶釜で点てた抹茶を飲むことができ、長寿になれるんだとか。
茶と茶の子セットで千五百円。


寿楽庵の掛け軸。見る角度によって景色が変わるのが面白い。


純金の茶釜。金の成分で口当たりがまろやかになるそうです。


抹茶。器の彩りがいいですね。模様と茶面で勾玉のように見えます。

お茶の子は羊羹で、中に栗が入ってました。
とても美味しかったので土産がてら買おうかと思ったのですが、
次の客が何人か支払い中(料金は前払い)だったので諦めました。
一つ不安を申ざれば、庭師さんが邪魔です。
掛け軸の前で作業してるもんだから掛け軸の絵の一つになっちゃってます!
ちょうど整備の日にあたってしまったんですよね。


二時間くら館内でいぼけーっとして、
マイクロバスで安来(やすぎ)駅まで行きました。
境港まで行って水木しげるロードに。


電車はこんな感じ。妖怪が描かれています。(写真はねずみ男)

安来駅から境港駅までには妖怪の名前がついている駅が多くあります。
例えば、境港駅は「鬼太郎駅」という別名があるんですよ。
向かう時点ですでに水木ワールド全開。
電車の中も水木しげる。彼の影響力は絶大ですね。


水木しげるロードの街灯。目玉の親父だ、芸が細かい。


キジムナーの銅像。こいつを鷲掴みにするのが夢です。

キジムナー」の情報。
キジムナーは沖縄の妖怪で、どちらかというと精霊に近い。
竃を借りたり漁を手伝ったりなど、人間と共存している。
喜如嘉(きじむか)のガジュマルの林に住んでいて、全身は赤毛で覆われており、夜は青い炎に包まれている。
炎は触っても熱くないらしい。
魚が好物だが、大好物の目を食べるともう飽きてしまうので、上手くおだてるとそのおこぼれを貰える。
逆に怒らせるととんでもないことになるらしい・・・。
沖縄方言では「キジムン」とも言い、猩猩(しょうじょう)に近い風貌をしている。

実を言うと私が描いた「鎚釘(とんかん)」は水木しげるのキジムナーがモチーフ。


水木しげる博物館みたいなとこにも行ってきました。
今まで水木しげるのみの字もわからなかったんですが、面白い人生なんだなと実感。
妖怪の人形を始め、水木しげるの生い立ちや作品なども見る事が出来、大人でも楽しめます。
館内は撮影禁止なので悪しからず。



タクシーにも目玉が。帰りの米子空港にて。


遅い便で羽田に着いたので、
家に着いたのは二十三時くらいでした。
長旅もあって速攻バタンし、次の日はあっという間に現実に引き戻され。
夢現とはこのことですね。
夢を見ていたような。
もしロト6で三億当てたら、ずっと旅してたいです。
三億あれば一生旅出来ますよ・・・ってまた夢現にww


次は旅先でのちょっとした写真を紹介したいと思います。
くだらない写真はいっぱいありますので。


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今日は昨日の出雲大社に続き、二日目に行った石見銀山を紹介。

石見銀山は松江からずいぶんと離れているため、
山陰本線で一時間ほどかかります。
ここは物凄く時間勝負となるのですが、
バスの本数、電車の本数を計算しないと一時間以上待つ羽目になります。

出雲駅からは山陰本線「スーパーまつかぜ」で大田市駅
大田市駅からバスで大森代官所跡にて下車
大森代官所跡からバスで清水寺前に下車
龍源寺間歩までは徒歩八分程度。

本当は龍源寺前までバスがあるのですが、
清水寺-龍源寺間で落石の危険があるため、清水寺前から徒歩です。


スーパーまつかぜ。全二両で、指定席と自由席に分かれています。


ここがバスの通行止め区間。清水寺方面から撮影。


清水寺は「せいすいじ」と読みます。
「きよみずでら」と読んでいたのでカルチャーショック;
日本語って難しいでごわす。

龍源寺までは徒歩八分。
軽くハイキング気分で行ける人は行ける。
というのも、ゴツゴツした道で、登り坂も多いので
普段運動していない人は息切れに注意です。


龍源寺間歩(まぶ)は石見銀山の中で最大の間歩で、
現在入る事が出来るのはここだけです。
ちょっと離れた所にある大久保間歩もたまに公開されますので
時期が合えば行っておくべきかもしれません。


ここが入り口です。穴から寒風が吹いてきてかなり寒いです。天然冷蔵庫。




注目して欲しいのが、入り口の上にある小さな祠。
これは「金山彦命(かねやまひこのみこと)」を祀る祠です。
金山彦は精錬の神で、石見銀山で信仰されていた守り神。



この中でパイプオルガンを弾いたらどうなるか・・・想像するのも怖いです。


インディージョーンズ気分?になれる間歩。
寒い。とにかく寒い。
入ってしまえばそうでもないんですが。

ちなみ撮影は高感度のカメラの場合、フラッシュを焚かない方がいいです。
フラッシュを焚くと雰囲気の欠片も無い普通の岩ですww




出口。置くに見えるのは石見銀山繁栄期の様子を描いた絵のギャラリーです。

間歩の中は旧坑道と新坑道がくっついてL字型になっています。
旧坑道がさっきの岩だらけの道で、
後に造られた地下鉄の駅のようなコンクリの新坑道を通って外に出られます。


佐毘売山神社(さひめやまのかむやしろ)。階段は百段あるそうだ。

金山彦命が祀られているのがこの佐毘売山神社。
静閑とした林の中にひっそりと佇んでいます。
元は「姫山神社(ひめやまのかむやしろ)」で、金山姫などの三女神を祀る神社でした。
ちょっと登る気はしなかったので、外参りで済ませました。

しばらく山道を歩いて大森代官所跡の手前の集落まで来ました。


羅漢寺。五百羅漢像がありますが、外から眺める。

この反り橋が綺麗なんです。
見事な曲線美で思わず撮ってしまいました。
岩に掘られた洞窟は中国の龍門石窟を彷彿させます。



閑静な大森の町並み。

縁側で団扇と風鈴とともにのんびりしたいものです。
直射日光が暑いですけど。
石見銀山では「げたのは」という菓子が有名で、
黒砂糖を三角形のクッキーのように焼いた菓子です。
採掘中に食べていていたんですって。


大森代官所って本当にあるの?なんて思ってたら本当にありました。


この後は玉造温泉に行くのですが、荷物を松江におきっぱなので一旦戻る事に。
どうせなら昨日見られなかった松江城にも行こうことになり、
バスで松江城まで、島根県庁前で降りてすぐです。


松江城天守閣。すげぇの一言。


天守閣から宍道湖。宍道湖に浮かぶのは宍道湖に浮かぶ唯一の島、嫁ヶ島。

登っちまった。
小さい城だから階段が急で怖い。
中では装束具や、城下町の再現モデル、道具などが展示されていました。



堀川めぐり。城の周り至る所で舟がプカプカ。無風です;




玉造温泉の足湯。なぜかここだけ激熱。





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十七日から十九日まで、旅行に行ってきました。
出雲と石見です。

十七日は出雲、出雲大社へ。
羽田空港からJAL、出雲空港まで一時間半ほど。
この日は出雲大社御本殿拝観の最終日で、
前日整理券を取得できず焦ったままの出発でした。
でも、出雲大社に行けるなんて俄然テンション上がりますね。




出雲大社は、大国主命(おほくにぬしのみこと)を祀る大社。
神格は正一位で、正式名を「出雲大社(いづものおほやしろ)」と言います。
日本で「大社(おほやしろ)」と名乗れるのはここだけです。
古くは「杵築大社(きづきのおおやしろ)」と言いました。
今年は六十年に一度の御本殿が開放される年で、
六十年後は開放されるかすら未定です。
出雲大社では、原則として二礼四拍一礼です。


幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)」、魂から"おかげ"を教えてもらっている所。


因幡の素兎」、和迩(鮫)に毛を剥がされた兎に知恵を貸している所。


やっぱり大国主はカッコいいのう」とか思いつつ、暑さで汗だく。

御本殿の拝観には当日整理券が必要で、私が貰えたのは十六時半の回でした。
ところが、まだ十二時だったので、一度出雲大社を出て、ド暑い中、周辺をブラブラ。
そば屋で出雲蕎麦を食べて、日本海の方へ歩きました。
神迎道(かみむかへのみち)」をずっと進んでいくと、日本海に突き当たります。
そこが浜辺になっていて、泳いでいる人やジェットスキーを楽しむ人もいました。




帰りは出雲阿国の墓を通って出雲大社に戻ります。



御仮殿(おかりでん)
御本殿が修復中、御神魂(みかみだま)を移しておく場所。
日光東照宮と同じく、御本殿の前に常設されています。
御仮殿」って意外に読める人少ないとか?


大注連縄(おほしめなは)
出雲大社の一番の有名どころがこの神楽殿にある大注連縄。
普通の注連縄とは逆方向に締められていて、出雲の異縄(ことなは)と呼ばれます。
御仮殿とこの神楽殿を間違えてる人もいるようです。


下から硬貨を投げて、注連縄の房の面に刺されば願いが叶うとか。
刺さったと思ったら次々と違う硬貨が落ちてきて、どうすんの?状態に。
ちょっと横から見ると気持ち悪いです;


さて、御本殿な訳ですが、外から頭の所がちょろりと見えました。




御本殿は正装をしないと入れません。
ちなみに私は和服一番礼装で行きたかったんですが、色々あって無理。
チェックは整理券配布時と入場時の二段構えで厳しいです。


御本殿には十五〜二十人単位で説明があり、
縁伝いに一周する事が出来ますが、
ここでは右回りで回らなければいけません。
御本殿の影では山風が爽やかに吹きますが、反対側は灼熱地獄。
やっと八雲図が見られます。

御本殿は撮影が禁止されているため、お見せ出来ないのですが
原色を使ったカラフルな雲です。
御本殿の中は中央に「心御柱(しんのみはしら)」という一メートル以上ある心柱。
そこから東に向かって壁があり、その奥が「御内殿(ごないでん)」があります。
御内殿は壁があり見る事が出来ません。
北西には客座があって、別天津神(ことあまつがみ)が鎮座される場所があります。



御客座五神(みかくざごしん)
・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
・高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
・神産巣日神(かみむすびのかみ)
・宇麻志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)
・天之常立神(あめのとこたちのかみ)


天井には美しい雲が七つ描かれていて、中でも一番大きい雲は「心の雲(しんのくも)」と言います。
また、一つだけ逆向きの「逆行の一雲(ぎゃっこうのいちうん)」など謎がいっぱい。
八つ目は宍道湖が松江の近くにある「神魂神社(かもすじんじゃ)」の国宝御本殿の九雲天井にあるそうです。
また、「神の上に雲あらず」として、御内殿の上に雲は描かれていないんだとか。
大国主は国津神だから頭上に雲はあると思うんですが、それはまあいいや。


帰りは一畑電鉄で宍道湖の北を通って松江へ。


一畑電鉄、通称「ばたでん」。二両しか無いローカル電車で、なんとトイレ付き。


フォントがグ〜!!

松江では、宍道湖の夕日を見ようと思ったのですが、あいにく曇りでした。
ここではほら、あれです、島根県立美術館の「宍道湖うさぎ」です。
宍道湖から二番目の兎に蜆をあげ西を向いて頭を撫でると縁結びになるとか。
全十二羽、飛んだりする様子を駒送りのように見られ、
宍道湖の湖畔で遠望するように背伸びをしています。


強いて言うなら温泉卵の黄身みたいな夕日。


この兎が好き。

とりあえず、長くなってしまったので、この辺で。





V.Q.で撮影。


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[画像:桜]


昭和記念公園の桜です。
みんなの原っぱは桜が多く、まだ散っていないものもあります。
他にもいろいろな花が咲いていて、
十分な春らしさを感じました。

ただ日差しは暑いけど、風がちょっと寒い。
日陰に座ってぼーっとしてたらすっごく寒くなりました・・・。

[画像:菜の花]
菜の花なんかも。


まあ、これはこれで満足かな。
神代桜に行けなかった腹いせだけど。
他にもチューリップや桃、梅、水仙なんかも咲いています。



[画像:SuiCa、WAON、nanaco]

帰りにJASCOに寄ったので、ついでにWAONを作ってみました。
SuiCaがあるのにWAONは使うのかしら。
でもポイントたまんだよね。

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[画像:諏訪祭り]

今年の諏訪祭りでは、
越中が富山八尾の踊り「おわら風の盆」の方たちが踊ってくれてました。
土曜日が夜の祭り、日曜日が昼の祭りに分かれていて、
昼の祭りでは馬インフルのせいで「チャグチャグ馬コ(岩手)」が中止。
[画像:諏訪祭り]

[画像:諏訪祭り]

後ろで実際に歌っていました。
3時間踊り続ける&歌い続けるっちゅうからまたすげぇ。
携帯没った後だったので、少しテンションダウン気味でした。

[画像:諏訪祭り]

[画像:諏訪祭り]
立川の諏訪神社で最も大きい神輿・飛鳳。
諏訪祭りに来る時は、是非夕方の宮入りを見てって。
神輿が門をくぐる時にあり得ない入り方をしますから。



立川諏訪祭り(http://www.m-net.ne.jp/~tsr-mm/natsumatsuri/top.htm)
「おわら 風の盆」公式サイト(http://www.city.toyama.toyama.jp/yatsuo/nourin/owara/)
「チャグチャグ馬コ」公式サイト(http://www.odette.or.jp/citykankou/...)



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高山市  Takayama-shi        
飛騨・岐阜県高山市


[画像:高山1]

最後の見所、高山。
この町は飛騨の小京都とも呼ばれ、
京都に似た趣と、京都の独特な格子状の小路が特徴です。
城下町として栄え、城主が京都に似せて一之町、二之町、三之町、
下一之町、下二之町、下三之町
と格子状に町を設計したのがはじまりです。


[画像:高山2]

高山陣屋は日本唯一残存している陣屋です。
陣屋というのは役所や取締所などが集まっている所で、
高山陣屋は徳川の家紋だったので江戸時代まで続いた陣屋だと思われます。
半分ほどの部屋は復元された物ですが、玄関を入ってすぐまでは当時のままです。
雪隠や茶室なんかが公開されているのも興味深いところ。

あまりにも興奮していて肝心の写真撮り忘れましたwww
ちなみに内部は撮影可能です。


この陣屋のそばに「陣屋だんご店」という団子屋があります。
ここの団子はタレが美味しい!おすすめです。
また、ここと同じ通りには飛騨牛の串焼きの店があり、
胡椒が効きまくってて美味しいです。


柳橋という橋の路と二之通りとの辻に「森林緑々園」という駄菓子屋があり、
そこの「甘々棒」「げんこつ」が美味しいです。試食出来ますのでどうぞ。



土産  Tosan        
土産物



[画像:土産1][画像:土産2]

早蕨餅(さわらびもち)・・・高山。きな粉と黒蜜。餅は葛切りに弾力をつけた様な感覚。
甘々棒(かんかんぼう)・・・高山。水飴の餅にきな粉がかかっていて病み付きになる。



「高山陣屋」公式案内サイト(http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s27212/)
「高山市」観光情報サイト(http://www.hida.jp/)
「森林緑々園」公式サイト(http://free.from.jp/sarubobocup/?p=010802&n=&k=1)




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