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五箇山 Goka-yama
越中・富山県南砺市
![[画像:五箇山1]](http://file.banji.blog.shinobi.jp/Img/1182827661/)
「五箇山」は一九九五年にユネスコ世界文化遺産に指定された集落で、
私が行った所は「相倉(あいのくら)集落」で、
ここがよくガイドブックなどに載っています。
その他「菅沼(すがぬま)集落」「荻町(おぎまち)集落」などがあります。
展望台に登ると、五箇山の景色が一望出来ます。
この時は雨が降っていました。
ひっそりと静まり、世界遺産と言えど民家は20〜25戸ほどしかありません。
さらに、テーマパークなどではないので、実際に住民が住んでいます。
その内の幾つかが歴史資料館になっており、一号館と二号館に分かれています。
![[画像:五箇山2]](http://file.banji.blog.shinobi.jp/Img/1182827662/)
最初に訪れた「地主神社」です。
ここには皇太子が贈った岩があります。
更に、興味深い岩が。
![[画像:五箇山3]](http://file.banji.blog.shinobi.jp/Img/1182827678/)
「廿日石(はつかいし)」です。
五箇山は日本有数の豪雪地帯で、冬は見上げる程の雪が積もるそうです。
しかし、四月三日の旧節句にこの岩が見えると、
どんなに雪が積もっていても、絶対に二十日以内で消えると言う言い伝えが有り、
たまたま作業をしていた地元の方に聞いた所、本当にそうなのだとか。
地元の人に訊くまで、何の変哲も無いこの岩が廿日石だとも気付きませんでしたwww
![[画像:五箇山4]](http://file.banji.blog.shinobi.jp/Img/1182827679/)
![[画像:五箇山5]](http://file.banji.blog.shinobi.jp/Img/1182829006/)
見事な茅葺き屋根。
これは現在二十五年おき位に村人たちが協力して換えるそうで、
費用は一千万円もかかるんだとか。
世界遺産であるため、国が援助金を出すそうですが、
八割だけで、残りの二割は住民が負担。
これは国が十割出してしまうと、国の物になってしまう為です。
住民と国の共有物という事になっています。
![[画像:五箇山6]](http://file.banji.blog.shinobi.jp/Img/1182828993/)
「廿日石」に次ぐもう一つの不思議が、この「天狗の足跡」。
地主神社の向かい側にある道を辿った所の辻脇にあります。
群馬県や長崎県にもそういった伝承の残るものがありますが、
天狗が山を飛び越える際にこの石を踏んだ跡だそうだ。
足を入れてみると丁度すっぽり。
「この天狗は多分26.4cmくらいだな。」と勝手に量尺。
白川郷 Shirakawa-gou
飛騨・岐阜県庄川
![[画像:白川郷1]](http://file.banji.blog.shinobi.jp/Img/1182830417/)
「白川郷」は五箇山と同じユネスコ世界文化遺産に指定されています。
実は、五箇山と白川郷は同じ世界遺産です。
合掌造りはよく何階建てと言われますが、
現地では一階と二階しか無いそうです。
一階を一階、二階を下二階、三階を上二階、四階を天(あま)
といいます。
二階は作業場になっていて、蚕などを成りとしていました。
![[画像:白川郷6]](http://file.banji.blog.shinobi.jp/Img/1182833836/)
![[画像:白川郷7]](http://file.banji.blog.shinobi.jp/Img/1182833837/)
白川郷には「長瀬家」「和田家」「神田家」の大きな民家があり、
これらの家は一般に有料公開されています。
特に大きい家は和田家ですが、
それぞれの家にはそれぞれの特色が有り、それらを比較するのも面白いです。
私が感じた所に寄ると、
・和田家は広く、二階が作業場になっています。
上二階は驚く程小さく、二畳半くらいしかありませんでした。
・神田家は主人が大らかで、囲炉裏の前で写真を撮ってくれました。
すこし火が強く煙がモクモクだったので、帰りには炭の匂いが付いてました。
・長瀬家は二階が三つあり上、中、下があります。
また、一階には和室などがあり、お茶も用意されていて、自由にくつろげます。
どの家も家族の方々が案内や解説をしてくれています。
一見どの家も同じじゃないの?と思いますが、
入ってみると全然違う事が分かります。
![[画像:白川郷3]](http://file.banji.blog.shinobi.jp/Img/1182830437/)
「明善寺(みょうぜんじ)」です。
この寺もまた、茅葺きで出来ています。
門代わりに鐘楼を置いているところがまた趣です。
この鐘楼も茅葺き。
特に本堂が開いている訳でもなく、
京都などとはまた違った清閑な寺です。
バスターミナルのあるせせらぎ公園から
展望台までバスが出ています。
有料で二百円ですが、運転手さんの滑稽話も聞けますよ。
展望台からは徒歩で下るか、バス(十分置き)か。
徒歩で下ると七〜八分程で村に出ます。
![[画像:白川郷8]](http://file.banji.blog.shinobi.jp/Img/1182830418/)
白川郷の近くには「庄川」という川があります。
「荘川」という川も有ります。
庄川は「しょうがわ」、荘川は「しょうかわ」と発音します。
明日は「高山」をお届けします。
「五箇山」五箇山ねっと(http://www.gokayama.net/)
「白川郷」観光協会公式サイト(http://www.shirakawa-go.gr.jp/)


私が行った所は「相倉(あいのくら)集落」で、
ここがよくガイドブックなどに載っています。
その他「菅沼(すがぬま)集落」「荻町(おぎまち)集落」などがあります。
展望台に登ると、五箇山の景色が一望出来ます。

ひっそりと静まり、世界遺産と言えど民家は20〜25戸ほどしかありません。
さらに、テーマパークなどではないので、実際に住民が住んでいます。
その内の幾つかが歴史資料館になっており、一号館と二号館に分かれています。

ここには皇太子が贈った岩があります。
更に、興味深い岩が。

五箇山は日本有数の豪雪地帯で、冬は見上げる程の雪が積もるそうです。
しかし、四月三日の旧節句にこの岩が見えると、
どんなに雪が積もっていても、絶対に二十日以内で消えると言う言い伝えが有り、
たまたま作業をしていた地元の方に聞いた所、本当にそうなのだとか。
地元の人に訊くまで、何の変哲も無いこの岩が廿日石だとも気付きませんでしたwww

これは現在二十五年おき位に村人たちが協力して換えるそうで、
費用は一千万円もかかるんだとか。
世界遺産であるため、国が援助金を出すそうですが、
八割だけで、残りの二割は住民が負担。
これは国が十割出してしまうと、国の物になってしまう為です。
住民と国の共有物という事になっています。

地主神社の向かい側にある道を辿った所の辻脇にあります。
群馬県や長崎県にもそういった伝承の残るものがありますが、
天狗が山を飛び越える際にこの石を踏んだ跡だそうだ。
足を入れてみると丁度すっぽり。
「この天狗は多分26.4cmくらいだな。」と勝手に量尺。
白川郷 Shirakawa-gou


実は、五箇山と白川郷は同じ世界遺産です。

現地では一階と二階しか無いそうです。
一階を一階、二階を下二階、三階を上二階、四階を天(あま)
といいます。
二階は作業場になっていて、蚕などを成りとしていました。

これらの家は一般に有料公開されています。
特に大きい家は和田家ですが、
それぞれの家にはそれぞれの特色が有り、それらを比較するのも面白いです。
私が感じた所に寄ると、
・和田家は広く、二階が作業場になっています。
上二階は驚く程小さく、二畳半くらいしかありませんでした。
・神田家は主人が大らかで、囲炉裏の前で写真を撮ってくれました。
すこし火が強く煙がモクモクだったので、帰りには炭の匂いが付いてました。
・長瀬家は二階が三つあり上、中、下があります。
また、一階には和室などがあり、お茶も用意されていて、自由にくつろげます。

一見どの家も同じじゃないの?と思いますが、
入ってみると全然違う事が分かります。

この寺もまた、茅葺きで出来ています。
門代わりに鐘楼を置いているところがまた趣です。
この鐘楼も茅葺き。
特に本堂が開いている訳でもなく、
京都などとはまた違った清閑な寺です。

展望台までバスが出ています。
有料で二百円ですが、運転手さんの滑稽話も聞けますよ。
展望台からは徒歩で下るか、バス(十分置き)か。
徒歩で下ると七〜八分程で村に出ます。

「荘川」という川も有ります。
庄川は「しょうがわ」、荘川は「しょうかわ」と発音します。



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