たぶんどこよりも早いGoogle Chromeレビュー

今日、Googleが開発したウェブブラウザ、
「Google Chrome（グーグルクロム）beta」がリリースされました。

Safariと同じWebkitを採用した高速エンジンと、独自の機能、シンプルなインタフェースが
特徴のこのブラウザは、一部では"IEキラー"とも呼ばれています。


で、早速試してみようとしたんですが、まだMacに対応してないし（-_-;彡)
つーことでWindows Vista召還！！（母が最近買ったんですよ、パソコンをね）



兄貴、こいつが例のブツです。（どちら様）
Google Chromeを起動すると、Firefoxからブクマやらパスやらを読み込んでくれる。
IEから読み込めないのはGoogleの嫌がらせなのだろうか。

ご覧の通り、本当にシンプルです。
上部は三段に分けられていて、下部のステータスバーは必要な時にしか出ません。

上段がタブバーで、IEと同様タブの最後に追加ボタンが配置されている。
中段に進む戻るとアドレスバーがあり、アドレスバーの右横にページメニューと設定ボタンがあります。
下段には空白ページの時にはブックマークバーが出ます。（設定で常時出す事も可能）

ブラウザの顔とも言えるところがすごくスッキリしているので
コンテンツだけをウィンドウで開いているような錯覚を起こしますね。






タブの切り替えもスムーズで、スライドさせる事でスルッと入れ替えられます。（Safariゆずり？）
タブのメニューはFirefoxと同じような内容です。

ただ、画像のドラッグはIE系で、ドラッグ中にプレビューが表示されませんでした。




試しにGround Topを開いてみる。
綺麗に表示されました。
メニューバーとか複雑に出来てるから心配だったけど、
全てのページがまともに表示出来ます（G.T.がまともじゃないみたい）
あ、投票もよろしくねww



おや？
ブログのタイトルがバケラッタ！
どうやらフォントが入っていないみたいです。
英語表記入れといて良かった・・・。
まあ、まだβ版だから今後改良してくれればいいんだけど。





IEで問題多発のインデックスも問題なし。
（IEだと韋駄天のリモコンが左にふっとんじゃうんだよねぇ・・・）
実はインデックスの日本語は、クリックすると英語に変わるんですが、
これもGoogle Chromeは問題なし。
ちなみにFirefoxでは無効になっちゃます。

公式によると、Safari 3.1で正しく動作すれば問題ないとの事。

ユーザエージェントでは
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; en-US) AppleWebKit/525.13 (KHTML, like Gecko) Chrome/0.2.149.27 Safari/525.13
と表示されました。
Mozilla系、AppleWebKit、ゲッコエンジン使ってんですね。
レタリングなどがSafari・Firefox寄りだって事がわかります。

さらに、凄い事を発見。
ソースを見ることは他のブラウザでも出来るのですが、
Google Chromeでは・・・
・ソース内に記述されたURLがリンク化される！
・しかも行数も表示してくれる！！
・要素検証機能もありがたや！！！

これはもうMacでも出すっきゃないでしょ！


ただ・・・
シンプルすぎるので世界的なシェアは取れないと思う、
IEを追い抜けるのはFirefoxじゃないと無理、
拡張機能に乏しいのでありのままを愛してくれるユーザーが必要、

他のブラウザのいいとこを寄せ集めている（要はパクってる）ので、
サブブラウザとしては使える範囲だと思う。
せっかくの独自ブラウザなのだから、Googleらしい機能がほしいところ。





ちなみに「Chrome」ってのは「クロムメッキ（塗装）」て意味だ。
何故こんな名前にしたのかは知らん。



Google Chrome（http://www.google.com/chrome/）