R-十二支 1st

ぼちぼちイラスト第一弾、「子」。

鼠は子宝の象徴であり、実りを表す。
十二支の一番目、風水による方角割当は北。

遠い昔、天帝は暦を定めるため十二の動物たちを募った。
先に門をくぐった順番で暦に名を連ねる事が出るといって
動物たちは俄然やる気。
鼠は猫に嘘の日にちを教え、少しでもライバルを減らそうと考えた。
近くに住んでいた牛は動きが遅いのを心配して
前の日の朝に出るつもりだったので、鼠は牛の頭に乗る。
一番早く門の前に来たのは牛で、門が開けられた瞬間に
鼠が門に飛び出して先にくぐったため鼠が最初の十二支となった。
猫は嘘の日にちを教えられて十二支には入れず、
その恨みで鼠を追いかけるようになった。

十二支の一、子。