武士の戯言-Bushi no zaregoto- 忍者ブログ
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という甲殻機動隊、イノセンスの挿入歌で有名な
傀儡謡(くぐつうた)」ですが、
やまとことば」で歌われていますね。
私自身、やまとことばが大好きなので、
こっそり聴いていたりします。
やまとことばは「やまとことのは」ともいいます。

今でも生きているやまとことばでは、数え方があります。

一、ひとつ(ぴととぅ)
二、ふたつ(ぷたとぅ)
三、みっつ(みっとぅ)
四、よっつ(よっとぅ)
五、いつつ(いとぅとぅ)
六、むっつ(むっとぅ)
七、ななつ(なぬとぅ)
八、やっつ(いやっとぅ)
九、ここのつ(くくぬとぅ)

十、とお(とお)
百、もも(も)
千、ち(ち)
万、よろつ(よろとぅ)


九までの数には全て「」が付きますが、
これは漢字で「」と書き、「〜の」という意味があります。
一から九の通すときは「ひふみよいむなやこと」といいます。
日踏み夜去むなやこと」つまり暦に通じるてるのかね。(勝手に立説)
()内は更に古いやまとことば。
〇(れい)」という概念はありません。

よろつ(よろづ)」は「たくさん」という意味。
八百万(やほよろつ)」は「もう数えんのが無理なくらいたくさん」・・・。
それ以上は我々の数えられる次第じゃないということですねww
なんで「八百」なの?
それは、やまとことばでは「」は多い、大きなという意味だから。
八咫烏(やたのからす)や八咫鏡(やたのかかみ)でも、「大きな」という意味で使われています。
実はこの上に「八千万(やちよろつ)」という言い方があります。


やまとことばで面白いのが語源です。
天、海、女、雨はみな「あめ(あま)」と言いますが、語源が全て同じ。
赤ん坊が生まれて初めて目にしてそれらを指差し、
あんま」と言う事から来た言葉なんですよ。
天と海と女(母)は赤ん坊が抱かれて見るもの、
雨は天から降ってくるものだから。
やまとことばは固有名詞がほかの固有名詞とシェアされているものが多く、
極端に固有性が低い事が分かります。


やたらと長い発音が多いのも特徴。
うけたまわる」「あからさま」「かたじけない」「はずかしめる」「かしこまる」など。
それぞれ「受け賜る」「明ら様」「方醜ない」「恥ずかしめる」「下賜る」が文字省略されたもの。

神様の名前では
あまつひこひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと
あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと
なんかですね。
いくら神々しくも、名前が長けりゃいいってもんじゃありませんw
どこで切れんのかすらわからぬ。
こうなったら円周率より八百万の名前を覚えようぜ!


子供の名前もやまとことばでつけると綺麗に聞こえるかもしれませんね。
最近では「」と書いて「かがやき」と読む人がいてびっくり。

ちなみに、音読みの単語をわざとやまとことばで読むと、
ほとんどの人がわからないみたいです。

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日向墺景について解説。

名前は「ひのと きしかげ」と読みます。
日向は、左田武蔵道場の場主(主任)であり、
左田流において上から三番目の位である上方師範代。
権内を慕っていて、逆に権内にも実力や人柄を認められています。

狼之介が五歳の頃、甲斐の実家の前でぶっ倒れていた所を
助けられ、それから暫く左田家に居候しました。
こんなこともあり、狼之介も結構懐いてます。
ぶっ倒れていたのは、藩に濡れ衣を着せられて国に追われ、
三、四日ほとんど飲まず食わずで逃げていた所、
偶然にも左田家の前で力果てたためです。
最初は権内たちが国に知らせるのではないかと警戒していましたが、
狼之介のなつっこさにやられたようですw

すごく温厚で、権内のことをよくわかっています。
真面目な面があるため、気が合うみたいです。
さすがに権内と権外は見分けられないみたいですが・・・。
若い頃に苦労が続いたせいか、白髪も這って権内より年上に見えます。
いつも道場の隅でにこにこしてて、門下からは「布袋さん」と呼ばれてます。
髭を触って怒らなければご利益有り」とか変な噂が流れるほどです。

酒はあまり飲まない方ですが幼い頃から餅が大好きで、
お汁粉を食べていた時に一度喉咽に詰まらせた事があり、
狼之介に「情けねぇ」と一喝されたほどです。

左田流の技「風興し」は日向が開発した技で、
上方師範代になるための必須条件となっています。
元々は「風蒔き」という技でした。
当然、刀を抜けば狼之介には敵わないほど強いです。(元武士ですから)
昔は処分役として月に五十人は斬っていたとか。
そんな腕を買われて他の流派が引き抜こうとしましたが、
まだ左田への恩が果たせていないという理由で断ってきました。


公孫樹(いちょう)」という刀が愛刀ですが、
左田道場で師範代を務め始めてから、一度も公孫樹を抜いた事がありません。
その名の通り、鍔の部分が公孫樹の形をしています。
公孫樹である理由は単純、日向が秋生まれだからです。


日向にとって狼之介は息子のようなもの。
日向は狼之介を見込んで下方師範代または中方師範代に格上げしてもいいのではと
権内に提案していますが、権内がそれを拒んでいるため
いまだ狼之介は昇格出来ず。
(左田流では家元の許可が無いと格を上げる事が出来ない)

そんな中、流行病で倒れてしまい、死に際んい主任を狼之介に継がせました。
この時、汳低師範代が道場の主任に就任するのは異例なことでした。
さすがの狼之介も三日三晩何も話せなかったですが、
権内が罵倒してやっと立ち直ります。



左田流の師範代格(格位六尊)
・高等師範(こうとう)=家元
・塞抖師範代(さいとう)=左田流に三人しか居ない
・上方 〃 (じょうほう)=「風興し」必須
・中方 〃 (ちゅうほう)=「当て折り」必須
・下方 〃 (かほう)=「横断一刹瀧」必須
・汳低 〃 (はんてい)=師範代





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珍しくエロい話題を。

初めてセルフポートレート屋外ヌード撮影をしちゃいました・・・。
何を思ったのか、わざわざ山まで行って、林の中で一人撮影。
いや〜、暑かった〜;

で撮影したんですけど服を脱いだだけで超興奮!!!
近くに人があまり通らない山道がありましたが、それでもかなりデンジャラス
木のベンチとか、斜面とかで撮影してたんです。







そしたら・・・








おじさんに見つかった。

服装から見るに、山登りした帰りだったようで、斜面の上から降りてきたんです。
ちょうど斜面に寝転がって撮影してたんですが、慌てて逃げました。
こうしたハプニングも想像してたんで、ちょっとした快感www
褌穿いてたんで公然猥褻にはならないのか??
だけど斜面の上からは反則・・・w


その後はしばらく奥まで行って、切り株に座って再撮影開始。
切り株に群がってた蟻とか這わせちゃったりして。
バレなそうだったんで、わざと声を上げてオナっちゃいました


余裕が無くて、赤褌とかTバックとか撮影出来なかったのが残念。
帰り道に警備員みたいな人がいて内心ドキドキ。(あのおじさん、通報したのか?)

時々また野外撮影に行きたいなぁ
海もいいし、山もいいし、町中でもいいww



見える人には見えると思う。(@_@;)<モロじゃないです



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善く士たる者は武ならず
善く戦ふ者は怒らず
善く敵に勝つ者は与にせず
善く人を用ひうる者はこれが下となる
是を不争の徳と謂ひ
是を人の力を用ひうと謂ひ
是を天下に配すと謂ふ
古の極なり


(勝手訳)
有能な武士というものは、武に頼るような事はしない。
知をもって戦う者は、むやみに怒鳴るような事はしない。
常に戦いに勝てる者は敵と馴れ合うような事はしない。
人を好き勝手に使う者は、いつか蔑まれる。
このことを「争わぬ徳」といい、
このことを「人としての力を使う」といい、
このことを「天下を治める」という。
これが昔からの鉄則なのである。




善く士たる者は武ならず」というのは鉦成の座右の銘でありますが、
これは老子道徳経から出展したものです。
武蔵異聞」などを見ると、
鉦成は常にこの通りに行動している事が分かると思います。
力はあるけど、それを無闇に使うような事はしないし、
常に先を読んで未然に不和を防いでいる。
まさに今の社会に必要なものだと思います。
日本では馴染みが薄い老子道徳経ですが、結構現代人には刺激が強いです。

老子は数千年も前に、日本のこんな事情を
ずばりと見抜いていた訳ですね。


中学の時に老子道徳経を読んでかなりショッキングして、
論語なんて息苦しいものなど読む気もしませんでした。
一時期読んだんですが、つまらない
ショックもなく、ただの人生相談の雑談集ですね。
老子は孔子に会ったとき、「子の驕気と多欲と態色と淫志とを去れ。是れ皆、子の身に益なし。」と言い放ったそうです。
つまるところ、「あなたのその己惚れと自己中な言動と野望を捨てなさい。その見せかけの行動と野心はあなたの為にはならないと思うべきだ。」ということ。
孔子をも叱り飛ばす老子って一体何者だったんだw

時々、こんな大胆な老子の言葉を紹介したいと思います。


ちなみに私の座右の銘は「五色は人の目を盲ならしむ
つまり、贅沢なものに惑わされるなということ。

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派生五流派の一つである「左田流」と「春日流」について、
ちょっとした面白そうなご意見を貰いました。


左田流と春日流は、どちらが強いのか。


まず、結論から言うと「左田流の方が強い」です。
狼之介は家連に勝てませんが、それは彼の問題。
権内と家代が戦った場合、権内の方が勝つでしょう。

左田流は「技と力」を以てミリ単位で刀を操るのに対し、
春日流は「芸と型」を以て何処から見ても整っているように刀を振るいます。
そのため、春日流のほうが少し動きに無駄が多いのです。


左田流は「継神派」という神頭流の基礎を受け継いでいますが、
他の流派には受け継がれていないため、その分有利となります。
(それでも結局はコピーなので、本物の神頭流の技には到底敵わないです)

春日流の五大奥義をもっても、左田流の「起承転結」には敵わないという訳ですね。


とくに権内の「積齢真刀」は左田流にとって完璧な業刀で、
おそらく日本最高の切れ味(上手くいけば城壁も崩せる)を発揮出来ます。
創刀者の太慶曰く、
東に四歩して五十二寝かせ、西に六歩あって北を六十に臨む、
天は八日、地は四月の月央をもって南三十一に南斗星の始末を断て。

という切り方をすると、春日流の人も刀もまとめて真っ二つです。
そもそも、打ち合う必要ないですね;
権内以外の人に使われないように、方法を難解にしています。


五流派の中で最も力があるのも左田流。
中(あたり)が「」であることがその証です。
狼くんはそんな左田流が好きらしく、家元の座を狙っているとかいないとか。




このイラストのタイトルはめちゃくちゃ長いです。

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鬼束ちひろの「」が先行PVとしてYouTubeにアップされているようです。


クリックでYouTubeのページへGO。


PVの所々には映画「ラストゲーム 最後の早慶戦」の場面が散りばめられています。
この映画が観たくなってきたw

毎回なんですけど、鬼束ってイメージがガラリと違う時がある。
流星群とか、シャイン、We can goなど、
ちょっと若気があったり、かと思えば上品な女性な感じもあったり。
ちなみに、鬼束のPVは全部iPodに入ってます。

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