武士の戯言-Bushi no zaregoto- たそがれ清兵衛 忍者ブログ
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今日の21:00から「たそがれ清兵衛」が金曜ロードショーでやっていました。
ミュージックステーション4時間スペシャルとどっちを見ようか迷いましたが、
たそがれ清兵衛」を見ることに。
山田洋次監督が手掛けた時代映画の第一幕で、
最新作に「武士の一分」があります。

井口清兵衛は藩の出納役として仕える反面、短刀流の遣い手でもある。
石高は五十石で妻を亡くし、幼い娘二人と痴呆症の母を抱えて暮らしています。
「たそがれ清兵衛」とはたそがれ時(日が暮れかかる頃)に帰路につくからつけられた仇名なんだとか。
石高で五十石しかないとは、下級武士としても相当な貧乏高ですので、
よっぽど欲が無い人なんだな・・・とつくづく思いました。
ちなみ普通の生活を送るには、百五十石は必要とされています。
鷹匠や徒目付でも百石はありましたから、
哀しいまでの無欲さといいますか・・・。
友人の妹・朋江を守るために朋江の元夫と切り結ぶ事に。
その勝負は勝ったが、その腕を買われ、切腹を逃げた甲田を斬る役を藩命として命ぜられます。
最初は断りますが、圧力にかけられ、しぶしぶ承諾。
怪我を負いつつ甲田を斬ったのち、朋江と契を結びました。
その後三年後、明治維新の乱の際、鉄砲に打たれ命を落とします。
最後は、老年になった娘が清兵衛と朋江のお墓参りしていました。


一つ気になることがあるのですが、
羽織を着た際に、刀を避ける切れ目が入っていなかったのはなぜでしょうかね。
江戸後期となると、見栄えを重視していたので、羽織の後ろに切れ目を入れ、
刀を通す羽織が流行ったはずなのですが。

まあ、そんな事どうでもいいか。

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