武士の戯言-Bushi no zaregoto- 六門辺 左田 権内 忍者ブログ
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ネタが無いので、お決まりのViva Samurai人物解説〜ww

今回は権内について。


権内は狼之介の父親で、普段は甲斐に住んでいる訳ですが、
実は武蔵で寄宿することが多いです。
妻の節が甲斐の家を切り盛りしています。
ちなみに平屋のため道場ではありません。
三百メートル四方には一軒も民家が無いという閑静なご住宅。
当時の平屋建築では珍しい二階建てで、
下には囲炉裏、上には三部屋も有る豪華な造りです。

権内と権外で双子。
今で言えば一卵性双生児なので、そっくりすぎにも程があります。
狼之介でさえも分からない程ですが。
権外が久しぶりに遊びに来て、権外だと思って話しかけたら権内だったとか。
権内は真面目で几帳面、権外は能天気で大雑把。
ここらへんは典型的な双子体質ですけど。
権内は刀匠から鋳鉄師に移行した経歴があり、左田流の家元に努める傍ら鋳鉄師をしています。
刀匠として修行をしていた時に日浄太慶と出会いましたが、
その後許嫁であった節と婚姻します。
婚姻をした後、刀匠の道をやめてしまいました。


狼之介が生まれた時、「私は命をかけて狼之介を守る」と節に約束しました。
そのせいか、狼之介がどんなに権内を毛嫌いしても、心配は欠かしません。
この点は武蔵異聞でも書いていますが、なぜ狼之介を守ると言ったのか。
これは権内と節の秘密にしときましょう。
でも、狼之介の酒癖や言動に呆れ返っているので親バカではなのかも。
喧嘩すれば殴り合ったりもしますよ。


権内は小さい頃から十郎右衛門に継神(つぐじん)の刀を習っていて、
継神の技に関しては左田流で最も優れている人物。
継神」の剣技は左田流の奥義なので、門下はその名前すら知りません。

権内の刀は積齢真刀(せきれいしんとう)と異刀・宝貝(いとう・たからがい)。
積齢真刀」は十郎右衛門が持っていた擘飢魘(しょうきえん)を創り直したもの。
権内の刀匠修行時代の兄弟弟子・親友である日浄太慶が創りました。
擘飢魘は斬首に使われていた刀で、鎬地が錆で赤くなっていたため
世間から「血を吸った刀」と忌み嫌われていた所を十郎右衛門が譲り受けました。
それを創り直したため、「齢を積んだ真の刀」という意味で
積齢真刀と名付けられました。
切れ味は最上業物を超え、水や気すら斬れると謳われます。
太慶が刀を創る際に、切り込む角度・速さ・力のかけ方
という三つの条件が全て一致するとその切れ味を発揮するように設計されました。
この条件は権内にしか分からず、1mm・1cm/s・1gの違いでこの切れ味は出なくなるので
正確な刀のコントロールが出来る権内だからこそ持てる刀。
日浄自身も終身の最高傑作だと言い切ってしまう程。製作期間は七年四か月。
ちなみに対価はかなりお高かったそうです。

この時に出た鉄片を集めて創ったのが権外の護身刀である「応栄娯楽刀(おうえいごらくとう)」。
ちなみに太慶が「応」は「広」を書き損じたもの。
本当は「広く娯楽の栄えよ(多くの者が平和であれ)」という意味だったが、
書き損じたために「栄えし娯楽に応える(平和になるように努力する)」という意味になった。
いまさら権内に伝えても怒られるだけだと思い、このことは内緒にしている。


権内の苦手。
・狼之介と言い合いになると周りが見えなくなり、つい大声で喧嘩してしまう癖がある。
・を締めるときは決まった締め方でないとそわそわして落ち着かない。
・寒い所が大嫌いで、冬は囲炉裏の前から離れようとしない。

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