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「カーボンニュートラル」という商法をご存知でしょうか?
「排出権」という物を売買することです。
例えば、
A国とB国の両者が1年の二酸化炭素を排出出来る基準量が1000リットルだったとします(異常に少ないですが気にしないで)。
しかし今年、排出量がA国は1200リットル、B国が800リットルでした。
このままではA国は基準を200リットル超えてしまい、環境汚染を引き起こす国だと言われてしまいます。
そこで、200リットル余裕のあるB国から、対価としてお金を支払う事で、200リットルを買いました。
するとA国が余分に出した200リットルはB国が出した事になるのです。
そうして相殺すると、A国もB国も1000リットルづつ出した事になるので両者とも基準内になる、
というのが排出権の売買です。
企業や国ならず、個人でも売買出来ます。
でも実はこれ、エコでもなければ環境保全でもありません。
結局、二酸化炭素を出したと言う責任を誰かに押し付けるだけなので、
二酸化炭素自体は減っていませんし、出した事に変わりはない。
この仕組みを理解しないと、
何れは「エコだ。」だの「クリーンな生活をしている。」だの
勘違いする人たちが出てくるでしょう。
というより、ついにはこんな事を商売にするなんて・・・。
お金を出さなければ環境を守れない、
という誤った知識が蔓延しまうのではないかと心配しています。
排出権を買っても、責任は売買出来ません。
「排出権」という物を売買することです。
例えば、
A国とB国の両者が1年の二酸化炭素を排出出来る基準量が1000リットルだったとします(異常に少ないですが気にしないで)。
しかし今年、排出量がA国は1200リットル、B国が800リットルでした。
このままではA国は基準を200リットル超えてしまい、環境汚染を引き起こす国だと言われてしまいます。
そこで、200リットル余裕のあるB国から、対価としてお金を支払う事で、200リットルを買いました。
するとA国が余分に出した200リットルはB国が出した事になるのです。
そうして相殺すると、A国もB国も1000リットルづつ出した事になるので両者とも基準内になる、
というのが排出権の売買です。
企業や国ならず、個人でも売買出来ます。
でも実はこれ、エコでもなければ環境保全でもありません。
結局、二酸化炭素を出したと言う責任を誰かに押し付けるだけなので、
二酸化炭素自体は減っていませんし、出した事に変わりはない。
この仕組みを理解しないと、
何れは「エコだ。」だの「クリーンな生活をしている。」だの
勘違いする人たちが出てくるでしょう。
というより、ついにはこんな事を商売にするなんて・・・。
お金を出さなければ環境を守れない、
という誤った知識が蔓延しまうのではないかと心配しています。
排出権を買っても、責任は売買出来ません。
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