オークションで売るための１０の方法。

なんだか最近の映画によくあるタイトルみたいですが、
私がオークション出品にあたって、守っていることや
受けがいいことをまとめてみました。

あくまで個人的経験による出品者向けの提案です。
実践すれば必ずそうなるとは限りませんのでご了承ください。

＃１　説明を単純明快に正直にする
その品がどういう状態なのかというのは最も気になりますよね。
商品について軽く紹介したり、破損状態、揃っている付属品、紛失した付属品
などを箇条書きでコンパクトに説明するとわかりやすいです。
傷や破損も正直に書いた方がクレームを避けられます。
仮に傷や破損などがあっても欲しい人は落札してくれますのでご安心を。
また、出品中は「商品」、落札入金後は「お品」に変えるとなお良し。
（入金された時点で落札者の所有物になるからです）

＃２　写真を綺麗に撮る
写真は明るすぎても暗すぎてもダメです。
また、自分がその品を買うとしたら、どういうところが気になるかを
ポイントにして撮りましょう。
XYZ（幅、高さ、奥行き）が全て揃っている斜めから撮ると
美しく撮れ、全体を掴みやすいのでベストです。
ピンボケ、変色、歪みはもってのほかです。
下敷きや背景としてフェルトを敷くと印象が良くなります。
メジャーな撮影方法では比較するためのもの（貨幣や定規など）を隣に置きます。

＃３　送料や大きさ等を省かない
意外と忘れてしまったりするのが重量や寸法、発送地です。
これによって送料は変わってきますし、落札者によっては自分で調べる人も居ます。
なので、送付の際の目安となるものは書いておきましょう。
また、サイズがわかっているということは送る荷物が
確定されているということなので落札者も安心です。

＃４　どうしても売れなかったら「最終出品」
何度出品しても売れないものってありますよね。
チェックリストが数件登録されていたら、
タイトルや説明文に「最終出品」を付け加えてみてください。
最後だと思わせることで購買意欲を駆り立てることが出来ます。
もちろん、これで売れなくてももう出品してはいけません。

＃５　最初から欲張らない
初回出品から定価に近い、かなりの高値を設定する人が多く見られます。
これではオークションの意味がありません。
オークションはいかに安く買えるかを争う場ですから、ナンセンスです。
最初は数百円から始めるのがオークションの暗黙ルールです。
どうしても想定価格以上で売りたい時は「最低落札額」を設定しましょう。

＃６　梱包を丁寧に
水濡れ、衝撃を想定した梱包をしてください。
ガムテープで雁字搦め、薄っぺらい封筒一枚などの粗末な梱包が多く見られます。
これは印象や評価を悪くするだけでなく、マナーとしても最悪。
１００均で梱包材や緩衝剤を購入すれば安く済みますし、
通販での空き箱などを再利用しても良いので、きちんと梱包しましょう。
緩衝剤の包み方はデパートなどの包装を参考にするとよいです。

＃７　「いかがですか」
ジャパネットたかたでよく見られますが、有力なのでご紹介します。
「○○にいかがでしょうか？」と自分なりの利用シーンを提案することで、
目的の決定をスムーズにして購買意欲を上げることが出来ます。
同時にこういう使い方もできるんだという安心感を与えることも出来ます。
例えばデジカメなら「まもなくのイベントシーズンにいかがでしょうか？」など。

＃８　過剰な表現をしない
やたらと大きな文字、大きな画像、長い説明・・・見たいと思いますか？
インパクトがあることはありますが、詳しく知りたいのに
過大な表現は邪魔以外の何者でもありません。
オークションは「販売」ではなく、「譲渡」であることに注意してください。
利益見え見えの表現は控えないと信頼感を失います。

＃９　おまけ
これは比較的誰でもやっているというか、鉄板です。
出品物とおまけの価値比率は８：２（１／４）が理想です。
タイトルに「おまけあり」と書くだけで閲覧数が全く違います。
ただし、品とはまったく関係無いおまけをつけると送料がかかるのでやめましょう。

＃１０　評価はしっかり返す
商品が届いたら、評価で報告してくれる落札者が多いです。
また、商品について感想があれば、それに対して返答しましょう。
一つ一つの評価内容を確認することは今後の落札者の信頼を得ることが出来ます。

＃１１　独自決済サービスを積極的に採用する
Yahoo!オークションなどでは独自に決済サービスを行っていることがあります。
「Yahoo!かんたん決済」などです。
これらは基本的に出品者は登録無料なので、登録しておくと有利です。
落札者側も、多様な決済方法は魅力です。

＃１２　限定的な表現方法は使わない
☆や♥などの特殊記号、顔文字や絵文字などは極力避けましょう。
特殊文字は閲覧環境に依存するため文字化けなどを起こしますし、
多様すると信頼性はおろか、文章や説明に説得力がなくなります。
オークションは全国区であるため、方言や俗語的な言い回しは避けるべきです。
全世代向けで、誰でも読みやすく理解しやすい説明を心がけてください。